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マカオの刺激 ④こんなにも世界遺産 [観光地巡ります。]

世界遺産だからありがたがる訳ではないけれども、
「コレ、世界遺産です」と言われると、
単純に、おぉぉーと思い、
不勉強でもその重要さがわかるので、
悔しいけれど、かなりありがたいです~

さて、マカオの世界遺産は、ナント30ヶ所!
22の歴史的建造物と8つの広場が2005年に指定されました。
マカオを代表する繁華街・セドナ広場を中心に
歩けば世界遺産に当たると言っていいほど。

[かわいい]世界遺産【聖ドミニコ教会・聖ドミニコ広場】
IMGP2581.JPG
正面の装飾はマカオで一番美しいとされ、
1587年建立は、中国で最も古い教会のひとつだそうです。
教会前の石畳の広場も世界遺産。

IMGP2575.jpg
現役の教会です。


[かわいい]世界遺産【セナド広場】
IMGP2583.JPG
前述の聖ドミニコ広場とつながっています。
美しい石畳は、1990年にポルトガルから敷石職人を呼んで作ったらしい。
1960年からあるというシンボルの噴水は...
IMGP2588.JPG
真夏の暑い日にストップ[あせあせ(飛び散る汗)]
「噴泉維修 暫停運行」との表示は
修理が必要だから一時止めています、ってこと?
漢字表記はなんとなく理解できるから助かる~

夜はライトアップがとってもキレイで
21時半に撮った写真。ワイワイ大賑わい。
IMGP2663.JPG

周辺はヨーロッパ調の建物が立ち並んでいます。
おいしい中国料理屋さんや、マクドナルドもあるよ。
IMGP2585.jpg
IMGP2592.jpg
こちらは郵便局。
中はこんな感じ。
IMGP2589.jpg
切手好きの友達にお土産を買いました。


[かわいい]世界遺産【リアル・セナド】
セナド広場に面する政府機関の建物。
リアル・セナドとは「忠実なる評議会」という意味だそうで、
16世紀、スペインの支配下にあったポルトガルに
貿易で栄えていたマカオのポルトガル人が財政援助を行ったこと称え、
ポルトガル国王から「リアル・セナド」の称号をもらったとのこと。
セナド広場の名前の由来はここからだそうです。
IMGP2583a.JPG
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ポルトガルの伝統タイル「アズレージョ」がなんとも美しく、
一歩入れば、そこはヨーロッパ。
とはいえ、なんだか長崎にいるような気分にもなる不思議な感覚。


[かわいい]世界遺産【盧家屋敷】
中国の実業家、盧氏の屋敷跡。
灰色のレンガを使い、透かし彫りの欄間があるなど中国の伝統的建物の中に
ステンドグラスの窓といった西洋文化が共存。
建物の芸術性の高さから世界遺産になったのも納得。
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「富貴栄華」って彫ってある、よね?


[かわいい]世界遺産【仁慈堂】
IMGP2644a.JPG
右側の建物です。セナド広場に面しています。
1569年、アジア初のキリスト教による慈善福祉施設として設立され
現在の建物は1905年のものだそうです。

月がきれいで、「あぁ日本と同じ月だ」と思って写真撮ったら、
実は世界遺産が写りこんでいた、という一枚。
今になって世界遺産だとわかりました[たらーっ(汗)]
(ってなくらい世界遺産が多いのです!)


[かわいい]世界遺産【聖ポール天主堂跡】
IMGP2655.jpg
マカオといえばココ!
夜ウロウロしてたら、偶然行き着きました。
1637年建設の教会で、キリスト教布教の中心だったそうですが、
3回の火災に遭い、1835年の火災で石造りの正面壁のみ残して
焼け落ちてしまったそうです。

IMGP2653.jpg
ほら。壁一枚のみ。

IMGP2654.jpg
裏側に回れます。

IMGP2659.jpg
68段の階段を昇る途中には、
犬の散歩をする人、座って休んでいる人がいたりして
なんとも、のんびりした場所でした。


世界遺産は敢えて全ては回らず。
次回に楽しみを取っておきます~


→つづく


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マカオの刺激 ③なぜ、マカオに? [観光地巡ります。]

「どうして、マカオに??」
「マカオって、なんか面白いモノ、あるの??」
「マカオ、どこ?」

とよく聞かれます。

旅行先に決めた理由は
「日本からいちばん近いヨーロッパだから!」

1999年の中国返還まで、マカオはポルトガルだったんだよ、
と言うと驚く人が意外と多いです。

フェリーターミナルの出口の表示は
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中国語&ポルトガル語表示だし、

喫煙者は罰金があるという案内にもポルトガル語。
IMGP2463.JPG
(日本語訳がちょっとかわいらしい)

マカオは
中国第4の大河・珠江(しゅこう)を挟んで、香港の西側に位置し、
約450年もの間、ポルトガルの統治下にあったのです。

・昔から貿易港として栄えていたマカオに
・1513年(日本は室町時代) 初めてポルトガル人が訪れる
・1557年、海賊に悩まされていた明が、討伐に協力してくれたポルトガル人に居留権を与える
・1887年(明治時代) ポルトガルの植民地となる
・1999年12月20日、中国に返還
  返還後も50年間は、特別行政区としてマカオが自治権を持つ。


どうしてポルトガルがここまでやって来たのかと言うと、
香辛料貿易をするために、インド(1510)、そしてマラッカ(マレーシア・1511)を
占領したポルトガルが、その手を広げた先にマカオがあったのです。
この3都市を経由して長崎(日本)との貿易がすすみ、
カステラ、カボチャ、テンプラ、シャボン、生糸、象 etc...が日本へ。
よーく考えると、私の周りにもポルトガル貿易出身のモノがあるある!

ちなみに、
あのフランシスコ・ザビエル(スペイン人だけど)の布教活動の重要な地点だったり、
(ザビエルは最期、マカオ近くの島で生涯を閉じた)
日本初の公式ヨーロッパ訪問団「天正遣欧少年団」(伊東マンショら)が
立ち寄ったりしています。


というわけで、意外に日本と関わりがある場所。

そして、町並みは、中国とポルトガルがミックス!
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左側は中国的、右側はポルトガル的。
見事に共存。味わい深いです。

戦時中も中立地として戦火を逃れたそうで、
16世紀の教会などの建物が残っています。
東西の建造物や文化が完全保存されている希少な場所として
世界遺産に登録された場所は、全部で30!多いっ!
(歴史的建造物22と、8ヵ所の広場)

食べ物だって、中国料理にポルトガル料理、
そして、融合したマカオ料理があったりして、
小さな土地だけど、いろんなものがギュッと濃縮されている場所なのです。


マカオの魅力、伝わってきてます?
前置きが長くてすみません~
今度こそ、めくるめくマカオの世界をっ!

→つづく


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