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京都在住。その2 [お知らせ]

京都で能楽の事務局スタッフとして仕事するようになった、
平成31年(2019年)4月。

久しぶりの関西弁と、 全く分からない能楽専門用語と、
これから覚える100人くらいの能楽師の名前が
ごっちゃまぜになって、頭ん中の処理が追い付かず、
帰宅して晩ごはん食べたら、その姿勢のまま寝てた日々(笑)

そんな私でも、何かできないか?と考えたのが、

そうだ、SNSやろう。

令和元年5月に、運営する能楽堂の
Twitter、Facebook、Instagramの3種のアカウントを立ち上げました。
どれも自分のアカウントをもってたから、
抵抗なくスタートすることができました。
現在も、99%を米谷が運用しています。

京都観世会館のSNSです。フォロー等諸々よろしくお願いします。
◆Twitter https://twitter.com/kyotokanze
◆Facebook https://www.facebook.com/kyotokanze/
◆Instagram https://www.instagram.com/kyotokanzekaikan/?hl=ja

今やSNSで誰もが情報を発信できる時代。
「京都の能楽」という貴重な文化を、
一人でも多くの人に知っていてほしいと思って、
公演情報、能楽堂の近所の風景などを発信しています。

そんな中、やってきてしまったコロナの脅威。
集まることができない、会うこともできない、外出できない。
誰がこんな時が来ることを予想できたでしょう。

能楽堂で予定されていた公演は全滅し、その事務処理に追われる中、
SNSでミュージシャン、俳優、文化人のみなさんが、
いろんな取り組みをされているのを拝見し、

そうだ、YouTubeやろう。

ってなわけで、6年ぶりにチャンネルを動かしてみました。

◆京都観世会 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCQUAGy8j3gkfqw5tWZe4acA

自粛中に、流行りのリレー、リレー…と考えて、
それなら、普段の舞台ではあり得ないことを動画でリレーしてみようと
謡のリレー企画を思いついたのでした。
1人、1~2分間ずつ謡を謡って繋いでいくなんてのは
通常は絶対あり得ないわけで、ネットならではです。

「謡を1~2分間謡ってください」とお願いすると、
「え?それだけ?? たったそれでけでいいの?」と
能楽師の皆さんは半信半疑。
並行して「仕舞」(能の一部、ダイジェスト部分を舞う)の
動画も集めましたが、これは、仕舞を舞えるだけの座敷や空間、
地謡をどうするか(自分が謡うか、謡える家族が担当するか、
自分の録音したのを再生するか)でけっこう、手間がかかる。
なので、謡のほうがずいぶん気軽に撮影していただけた感じがします。

お稽古に通っていた社中(生徒)の皆さんや、
ファンの方々から「見ました」「ステキ」などの声が届き始めてから
能楽師の皆さん、2分の謡動画の興味深さ感じてくださったようです。

謡リレー、1曲目(演目)は、長寿を願う「高砂」23本、
2曲目は、京都が舞台の「賀茂」15本、 仕舞は24本。
合計 62本の動画をアップしました。

わたしでは一切編集せず、
画面外のテキスト部分に謡のことばや説明を入れることに注力しました。
能楽師のええ声の謡はもちろん、
「次は○○さんです」など、普段の声も聞ける!
本番の声と、普段の声とのギャップ萌えが、隠された魅力です。
これも通常の舞台では聞けない部分なので、 ぜひのぞいてみて下さい。
◆京都観世会 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCQUAGy8j3gkfqw5tWZe4acA
新聞やテレビにも取り上げていただきました。

さらに、 無観客で撮影してYouTubeで配信したのが、
「能楽チャリティ公演」。
毎年、ロームシアター京都で1日2部制で行っている公演ですが、
今年は9/25に、舞台のVTRにナマ解説をつけながらのナマ配信を試みました。
そこには私も、チャットの紹介要員として出演させていただきましたが、
それよりなにより、自分で提案したライブ配信前の動画配信に、
エネルギー吸い取られた感があります(笑)

◆京都・能楽チャリティ公演 YouTubeチャンネル 対談編
https://youtu.be/V_hvEeWeccg

事務局で4Kカメラを購入し、編集ソフトを導入して編集したこれが1本目。
対談は「4」まで続きます。
さらに、舞台裏のリポートを編集しました。
https://youtu.be/d4FctmkMJyg

ライブ配信の配信終了に伴い、ほかの楽屋リポート2本は配信終了しましたが、
とにかく何が大変だったかというと、かつての経験から、
「ホンモノの映像ディレクターが、どんな字幕スーパーを入れたいかわかる」 けど、
「その字幕を出すためのボタンが、どこにあるかわからん。
 つまり、私の技術が追い付かない。」 でした。

いやぁ、私がNHK時代に編集してみた映像は1本だけでしたが、
7年間、ざっと300本以上のインタビュー動画の編集について、
編集室でのダメ出しを真横でじっくり見せてもらってきたので、
デスクと編集ディレクターの会話、改良された瞬間の感激を
今になって、芋づる式に思い出すのです。

私の中のエア「米谷デスク」が
「このスーパー、もっといい感じで出してよ」と言い、
私の中のエア「米谷編集ディレクター」が
「こんなの、どうでしょう?」と応える。 この繰り返し。頭の中が編集室!

字幕スーパーに記す言葉の並びを考え、
その色、サイズ、フォント、座布団の色、
透過度、 出てくる場所・タイミング、出てくる速度、引っ込む速度を推敲。
すでに理想がなんとなく頭の中に浮かんできているので、
それに合う「ボタン」を探す、探す。。。
動画をバサバサと編集する中で、 あわわ~となって、
実際、本当に目が回りました(笑) びっくり。

編集ソフトの操作方法がだんだんわかってきて、
自分としては、その1よりも、その2、さらに、その4のほうが
編集の腕が上がってきていると思うのですが、
ご覧になった皆さんが、全く気にならなかったと思ってくださるのが本望。

NHKでご一緒していた方から、
「字幕が自然で、話している内容がよくわかって一気に見ちゃった!」と
感想をいただき、本当に救われた気分。
うれし泣きしちゃう! というわけです。

あの頃、きらめくコメントを考えて、編集を指示していたデスク、
完璧な字幕スーパーを作成していたPDさん達、
知恵を授けてくださって感謝。今、フル活用しています!
人生の経験は、必ずどこか活かされると痛感しているコロナ禍です。

今後も、京都観世会チャンネルでは
例会(能楽の定期公演)の紹介動画を続けています。
よかったら見てみてね。

そして、改善すべき編集があったら、ぜひ教えてださい!
引き続きよろしくお願いしまする~~

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知寿

元気に頑張ってますね!

文具はどうですか[?]

新たに発見してますか[?]
by 知寿 (2023-01-31 21:39) 

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