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シュノーケルとウェザーキング。 [Live]

ラジオ局に入社した頃、先輩から「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

という訳で、エフエム宮崎主催ライブイベント『楽園ビート』に行ってきました!
なんと言っても、シュノーケルがウェザーキング初登場!という日です。
トップバッターの彼らに続いて、久嶋美さち、ジャクソンバイブ、そしてキャプテンストライダム。
うわー、豪華~!と思ったあなたは、私と同じく、ちょっとしたJ-POP通ですね。

結果から申しますと。
シュノーケルは、とても丁寧にライブをしてくれました。
一曲一曲を言い含めるように、突っ走ることなく、でも軽快に。
トップバッターが良いと、全体がいいライブになる傾向がありますが、
予想通り、その後の出演者をぐいっと引っ張った新人バンドでした。

ウェザーキングというライブハウスが、今と違う場所にあったとき、
私はvo.西村君の弾き語りを聴いたことがあるのです。
でもそれは、とても地味で、ゆったりしすぎていて、
「これで20歳?」と疑問を持つような、4畳半の匂いのするような。
だから今回のライブは、ジーンと来たんですよねー。(前にも書いたけど)
人生でいい仲間にであうっていうのは、本当に大事。

ますますのご活躍を祈ります!

(2006.3.26 宮崎市:ウェザーキング)


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津軽三味線とパーカッション。 [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

木曜20時からの55分番組「サウンド・オリジネーター」を担当したのが
入社一年目の2000年1月から。
メインパーソナリティの甲斐裕三郎さんに、すっごくいろいろ教わりながら、
6年1ヵ月間担当しました。
‘ギターの弦の本数’も知らぬまま番組に突入した私にとっては、発見の連続。

その中でも、衝撃だったのが、
津軽三味線と、パーカッションのユニットでした。
石井秀弦さんと、上之園謙治さんのお二人は、それぞれの道のスペシャリストでありながら、
我が強くなく、相方の音を尊重しつつ、三味線とパーカションが一緒に踊るような音で、
日本とアフリカの“鼓動”が一つになります。

血が騒ぐというか、ウキウキするというか、
三味線の「打楽器」の部分が、パーカッションに負けていないのです。
もちろん、それぞれのソロもあります。

最近、穏やか過ぎる生活に飽きてきた人、
ならば、この“血が騒ぐ”感覚を、ぜひ!

(2006.3.17 宮崎市街地 ライブハウス弦)


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トリニティ。 [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

こう言っては失礼なんですけれども、
「うわー!宮崎に、こんなプロ級のミュージシャンがいたのかっ!」
と驚いた事が何度もあります。(耳恋のシローさんもそうです。)
素人はすぐ、「東京に行けば、もっと活躍の場が広がるだろうに」と思ってしまうのですが、
「宮崎の地にいるのである!」ということに意味があるのが、徐々にわかってきました。

素敵なミュージシャンを紹介します。まず、
昔のウェザーキングで観た時、
「なんて、ぴょこぴょこ動きながら、楽しそうに、それも質の良いピアノを弾く人なんだろう」と感激したのが
ピアニスト 大西洋介さん。
出身は県外ながら、宮崎大学卒業で、それで宮崎にいるという方です。
そして。
東京での活躍を経て宮崎へ戻ってきたベーシスト、竹下信行さん。
陣内大蔵さんの宮崎ライブで、ゲスト・ミュージシャンで呼ばれ、
当たり前のようにベースをバッチリ弾く姿をみて、「この人って一体・・・」と驚いたものです。
(以前、実際に陣内さんと一緒に仕事されていたのです)

で、お二人は、いろんな所で演奏していますが、実は、
「トリニティ」という3人編成のバンドを組んでいるのであります。

大人の、ゆっくりした、余裕のある楽曲が魅力です。
勉強したってできないんだよなー、この「間」は!

一度、トリニティをご覧あそばせ。

(2006.3.3 宮崎市阿原岐ヶ原「ポレポレ」 )


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宮崎なら、AYAKASI(アヤカシ)。 [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

いわゆる、アマチュアバンドのライブを見に行くようになったのは、
会社に入ってからでした。
そして、こんなにも多くの人々が、通常の仕事を持ちつつバンド活動を頑張っているのも、
会社に入ってから知ったのでした。
実際、会社の上司や先輩が現役のベーシストだったり、ドラマーだったり、元ヴォーカリストだったり。

私の周辺のアマチュア・ミュージシャン=その多くは、
プロとしてやっている訳ではないが、そんじょそこらの“プロ”の若手よりも
演奏暦は長く、音楽を本当に楽しんでいる・・・のかも知れない“地元ミュージシャン”の皆様。
レコード会社に守られることはないけど、束縛されることも、惑わされることもなく、
ザ・自由な感じが、そのままステージの空気感となって現れている様に、私には思えます。

前置きが長くなりましたが、
今日のご紹介は、「AYAKASI(アヤカシ)」というバンドです。
宮崎を拠点にしつつ、全国ツアーもやってしまう、4人組バンド。
ハードな楽曲からPOPな楽曲まで、キレのある動きのステージが魅力。

何度かライブを見たのですが、そのどれもが対バンありでした。(他のバンドも登場する)
が!!!
例え他のバンドを見に来たとしても、AYAKASIの演奏が始まると、心奪われます。
激しく優しい演奏、そしてvo.カズさんの歌声に、一気に引き込まれるのです。
会社の先輩達曰く、「今日も持っていくな~」。
つまり、ファンを我がものにしちゃってる、ということ。

同じ場所なのに、ステージが大きく見えてくるというか、
柄にもなく、「キャー」と言いたくなったり。

あぁぁ、書いていてモドカシイです。
どうしても、あのステージの空気感は書き表わせません・・・。
もしご都合がつけば、一度、実際にAYAKASIをご覧下さいませ。
日常がスーっと消えて行き、目の前のAYAKASIで自分が満タンになります。
http://www.musicloud9.com/ayakasi/


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1966年。ひ、ひ、ひ、ひ、丙午。 [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

エフエム宮崎のレギュラー担当番組は全て終了したものの、
7年間培われた感覚は、そう簡単には変わりませんね。また行ってきました。

大阪城ホールで開催されたのは、
『ROOTS 66  DON'T TRUSUT OVER 40』という
1966年生まれ、今年40歳になるミュージシャンがドドーッと出てくるライブでした。

元ジュンスカの宮田和弥さん、ソウルフラワーユニオンの中川敬さんと奥野真哉さん、コレクターズの阿部耕作さん、
スパークスゴーゴーのたちばな哲也さんと八熊慎一さん、HICKSVILLEの木暮晋也さん、元ユニコーンの阿部義晴さん、
さらに、オリジナルラブの田島貴男さんに、斉藤和義さん、トータス松本さん、
そして、スガシカオ!

どうです、この12人。
基本的に一人2曲づつの贅沢なライブ。賑やかな全体セッションもありましたが、
色の濃いソロとソロとの戦いというか、ファンの魅了し合いというか、
この大きなホールの満席の観客を、どこまで持っていけるか、楽しい戦いの連続でした。

どのミュージシャンもカッコ良くて、エネルギーに満ち溢れたステージでした。

その中で、超個人的に印象深かったのは-----

■まず、斉藤和義!
カバー曲「スローなブギにしてくれ(南佳孝)」を歌う、その歌声が・・・。
サビ部分の「ウ・・・ウォンチュゥ・・・」を、なぜそこまでと言うくらい‘溜める’和義。
歌の最中にもかかわらず、私と隣にいた友人は「うわー、なにこれ、すっごー」と、大きなひとり言。
言わずにおれない興奮。かなり色気ある1曲。

■そして後半に登場した、スガシカオ。
初めて観るという友人には、事前に、「まるで、いやらしい香水の香りが漂ってくるライブだよ」と告げていました。
まず、アコースティックの「黄金の月」。そして2曲目はバンドをバックに「イジメテミタイ」!
あの、例の名曲です。
照明は、紫と緑とがぐるぐる回って、異様な空気が充満。それと同時に、シカオ・ファンには、「待ってました、この感じ!」。
またしても隣の友人は、「うわー、いやらし過ぎるー」と。
私は柄にもなく、乙女のように心のそこからウキウキしていました。

■トータス松本は、最新曲「サムライソウル」を一人で。そう一人で。
彼の登場で会場がざわざわしたのも束の間、トータスがアカペラでさっと歌い始めたら、
大阪城ホールの観客全員がはっとしました。そして、歌声だけが響き渡りました。
エレキギターを弾きつつだったので、途中でバンド演奏が加わるのだろうと思っていたら、
なんと、そのまま。エレキ1本弾き語り、だったのです。
温かい太い声と、音数少なく哀愁を帯びたエレキの音が寄り添って、
なんとも言えない、CDではありえない、優しい歌でした。
友人は「あんな旦那が欲しい」と連発していました。

■最後に、田島貴男さんの声!
全員のセッションのうち、本編の最後の曲が「今日の日はさようなら」でした。
キャンプファイアーの時なんかに歌う、「♪いつまでも絶えることなく 友だちでいよう~」という歌。
vo.各人が部分部分を歌っていき、アンカーが田島貴男さんでした。
あの重厚感のあるネチッとした感じの声が、
「♪またぁ~会ぁうぅ~日までぇ~」という最後の歌詞を歌った瞬間、
夜の帳(とばり)が一気に急激に下りてきたというか、ドンチョウがドーンと下りてきた気がしました。
一音で空気を変える歌声。独特の雰囲気。すごいです。

2時間半弱というあっという間の、夢の時間でした。
ちなみに、「ひ、ひ、ひ、ひ、丙午~」とは、トップバッターの宮田さんが歌っていた歌詞です。
もちろん会場のみんなも歌いました。

その夜の帰り道、夢から覚めても覚めても、またすぐに夢に引き戻されました。
「これで数ヶ月はがんばれる」。そう言い合う、友人と私。
衣食住そして、楽しみ。人生の彩りは大切ですね。

(2006.2.4 大阪城ホール 7列目)


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佐藤竹善さん。ソロ・ライブです。 [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

どうしても1曲目から聴きたくて、平日の宮崎公演ではなく、
週末、鹿児島まで観に行きました。

ああ、うまい。
いや、それはプロだし。
でも、ああ、うまい。
隣で歌ってもらえないかなー。

ファンクな感じも、バラード系も、竹善さんの歌は、いい。
今回の豪華バンドメンバーもさることながら、
やはり中心である竹善さんの、歌による求心力がすごいのです。
CDじゃなくて、ライブで聴いたら、
その良さを、確信してしまいました。

「MCの声も低めにしてみました!」という試みは、成功でしょう!
全体的に渋く、すがすがしく、優しい空気のライブでした。

冷たい風の日に、あったかドリンクを飲んで、体にじんわり染みてきた感覚。
それも、誰かが淹れてくれたもの。とても嬉しくて、体も気持ちも温まります。

中途半端なライブを見た時は、その方へ言う感想に困る私ですが、
今回は、終演後の楽屋にて、
「竹善さん、良かったです。カッコよかった。」
と言うのみでした。多くを語らずともです。

(2006.1.20 鹿児島市民文化ホール)


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初めて“チェンバロ”の音色。~「音楽の捧げもの」より~ [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

クラシック音楽の番組を担当するようになってから、
クラシック音楽を、より楽しく聴けるようになりました。
仕事上やらねばならないことが、いつの間にか自分の好きなものに変わっているのって、
ちょっと、いい出会いですよね?

「音楽の森♪みやざき」のパーソナリティをして頂いている
フルート奏者の桐原直子さんが出演する演奏会、
『“音楽の捧げもの”とその周辺』に行きました。

「音楽の捧げもの」とは、“もの”ではなく、“曲”なのだということを、初めて知りました。
そして、本当に“捧げられた曲”であることに、素人ながら感動を覚えました。

受け取ったのは、ドイツ皇帝フリードリヒ大王、32歳。
捧げたのは、大作曲家J.S.バッハ、62歳でした。
解説によれば、1747年、サンスーシ宮を訪れたバッハが、
音楽家でもあった大王が与えた主題(音のテーマ)を
見事に、即興で演奏したことがきっかけで、
その後バッハは、直ちに一連の室内楽曲を作り上げ、大王に「献呈」した、そうです。

フルート、ヴァイオリン(×2)、チェロ、そしてチェンバロ。
総時間50分のこの曲は、いや、本当に、その時代にいるかのような、
時代が交錯するような感覚でした。

チェンバロとは、簡単に言うとピアノの原型の楽器です。
ピアノが、木の温もりの音色を奏でるとしたら、
チェンバロは、もっと金属に近いと言うか、オルゴールに近いと言うか、
繊細なのに芯が強い音色だと思いました。重量が軽い感じ。
会場を、直線で貫くような、音色でした。

カノンという、いわゆる輪唱のような演奏だったので、
頭の中で音と音がくるくる巡って、それゆえに、
ワインの栓抜きのように、頭の中に深く深く進入してくる感じがしました。

やはり、生演奏は、体全体が栄養を浴びるようなものだ、と思いました。

(2006.1.14 宮崎県立芸術劇場イベントホール)


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小田和正。(初) [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

ついに、小田さんのライブを観る機会がきました。
約2000枚のチケットは即完売。不動の人気。ヒットチャートの常連。
小田和正のすごさはライブを見ずとも分かる・・・そう思っていました。昨日の昼までは。

なんということでしょう。
知ったかぶりのタレカブリ、ミテナイノニナニユットンネン。
相当期待してライブに行ったのに、
その期待を遥かに超える、生の小田和正の歌!
1フレーズだけで、涙が出ます。
1曲1曲に込められた強く優しい想いが、小田さんのあの声に乗って、
直接聴けることが、とてつもない喜びでした。

スタンダード、という言葉では足りない。
いい歌ですね~、では済まされない。
いつの時代も人々が求める、上質の芸術。正統派だけれども、ただ鎮座するのではない芸術。
小田和正は、すごい。

死ぬまでに、もう一度、小田さんのライブに行きたい。
個人的に大好きな「キラキラ」。もう一度、生で聴きたい。
CDじゃ感じられない強い「キラキラ」を聴いたら、再び目に涙を浮かべることでしょう。

公式HPを見たら、1947年生まれの、58歳。
終演後握手した小田さんの姿は、飾り気のない、とても素敵なおじ様でした。

次までは、CDでガマンします。
(2005.12.15 宮崎市民文化ホール)


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シュノーケル。驚き。 [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

だから、たくさん観たら、
「米谷さんは、宮崎では、西村君のお父さんの次くらいに
シュノーケルのライブを見てますよ、きっと。」と、レコード会社の方から言われました。
ですよねー、そうなんですよねー。6月に出会って以来、5回目ですもん。今日で。

過去には、
6月の宮崎SR-BOX、7月の宮崎SR-BOX&福岡のインストア、9月の福岡DRUM-SON。
私にとってのライブ回数最多は、坂本サトルさんの約25回なのですが、
5回目までには4年かかりました。
なので、半年で5回、というシュノーケルは、米谷史上最濃縮記録です。

それで、そのライブの、その様子ですけど、それはそれは・・・!!!
11/2のメジャー・デビュー後、初の宮崎ライブの今日は、
シュノーケルの出番になると、我れ先にと前列を陣取る人、人、人。
前回(7月)と比べて、雲泥の差の観客のノリ。そして私は・・・

とても驚きました。 例えて言うなら、
道路に猫が飛び出してきて「うわっ」となる“サプライズ感”ではなく、
見た目に美味しそうなケーキを実際に食べてみたら、予想以上に美味しくて
「えぇぇっ!?」となる感じとか、
ホークスが、パ・リーグのプレーオフで、
9回2死から同点に追いついた時の「えぇぇっ!?」となった感じ、
つまり、正統派の、“感動”の驚きなのでした。
とにかく、ものすごい迫力。気迫。
ライブが進むにつれて、ステージが大きく、そして迫ってきているんじゃないかと
錯覚してしまいます。

今、シュノーケルは急激に進化中。
進むだけが美徳ではないかも知れないけれど、
これだけ進むことができたら、
それは人に感動と言う名の驚きを与えます。
感動の驚きは、人の心と体のやさしい栄養になる気がします。

あなたも、いい“感動”と出会えますように。

(2005.11.6 宮崎SR-BOX)


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くるり。(初!) [Live]

会社に入った頃、「ライブはたくさん見ろ」と言われました。

 

宮崎初登場の「くるり」を観ました。

ステージは6人編成で(+key.dr.)で、エレキ、バリバリ。

「ポップス・・・?」と一瞬思えたとしても、すぐに「いやいやいや、やっぱロック!!」と思う。

J-POP好きも、ロック好きも、詩人も好きになるだろう、というのが第一印象。

だからと言って、どっちつかずという訳では全く無く、全てを含有しているのです。

 

実は、私事ですが、くるりには個人的な感情がありまして、

彼らが、メジャーデビュー曲「東京」をリリースした1998年10月とは、

私が就職活動に失敗の連続中で、ぐったりグダグダの頃でした。

そんな時、図書館前の生協の入口の立て看板に

「立命在学中 くるり! シングル『東京』でメジャーデビュー!」

と書いてありました。そう、私の大学にいる人がメジャーデビューするというのです!!

「えー、うらやましいなー。私には何も無いなぁ...」と、

私は、後輩にあたる彼らの吉報に喜ぶことはなく、肩を落とすだけでした。

その10ヵ月後に、ようやく㈱エフエム宮崎から内定をいただく訳ですが、

音楽に関わる仕事をするとわかっていたら、

デビュー当時の彼らの周辺の様子なんかを、気に留めて見ていたのに。

就職活動中の光と影というか、影の真ん中にいた私は、どうしても光を見ることができなかったのですね。

 

その後も、くるり、と聞くと、あの頃のグダグダの自分も一緒に思い出されて、

ちょっとやるせない気分になっていました。もちろん、今も。

 

さてさて、肝心の今日のライブは・・・!

行って良かった!

岸田氏が「日本のロックを変えます!」と言っていたことが、

ライブ後半、私の中で確信に近づきました。

 例えば、毎朝“白米”を食べる人が、ある時から毎朝“胚芽米”に変えたとしたら、

その人の体に蓄積される栄養が、ちょっとづつ変わっていくと思うんです。

急に、パンにしたり、ナンにしたり、玄米にしたりする訳じゃなく、

“ちょっと”なのに確実に“違う”もの。

くるりは、「胚芽米」のような気がしました。

 

みんなが毎日、毎食、胚芽米を食べていたら、

みんなの中の何かが変わっていくかもしれません。

 

(2005.10.30 宮崎ウェザーキング)


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