渡る。

鹿児島、２日目。

ホテルを９時半に出て、徒歩５分。
桜島がドドーンと見える、ドルフィンポートにある【篤姫館】へ。

大河ドラマの放送が年末までなので、
篤姫館は来年１月中旬までの開館という当初の話が、
“好評につき３月末まで”に延長になったとか。
この日は平日の月曜日だったのに、団体客が押し寄せていました。スゴイ人気。

その団体を追い越して、私と母が小走りに行ったのが、
篤姫の衣装を着て記念撮影できるコーナー♪
実際にドラマの撮影で宮﨑あおいさんが身につけた衣装。
ポスターにもなっている、朱色の衣装を、
だれでも着られる、どれだけ微笑んで撮影してもＯＫ、というコーナー。
んー。満足。

次に向かったのが、【黎明館（れいめい・かん）】。
鶴丸城跡に建つ、県の歴史資料センターです。
ここでは来月中旬まで、『篤姫展』が開かれています。

篤姫が輿入れの再に持っていったとされる「薩摩切子」や、
着物、調度品の数々、桜島を描いた掛け軸ｅｔｃ．．．
また、篤姫はもちろんのこと、島津斉彬、幾島、将軍家定、本寿院（将軍の生母）らが
書いた直筆の書状も展示されていました。
字体による性格の違いも垣間見えるようで、明治まで生きた女性をとても身近に感じました。

およそ２時間、ゆっくり見学した後、
続いては【仙巌園（せんがんえん）（磯庭園）】へ。

島津家別邸なだけあって、広大な敷地、かつ眺めがいい！
ここでも篤姫ロケがあり、
↓正門は、「江戸の薩摩藩邸」として撮影されたそうです。




仙巌園を後にして、最後に向かったのは、フェリーのりば。
そう、【桜島】に向かう！

桜島へは、片道15分（￥150）のフェリーが頻繁に運行されています。
私たちは、目的が“フェリーに乗ること”だったため、すぐに折り返し。
10分後には、帰りの便に乗りました。
甲板に出て、イスに座って、遠ざかる桜島を眺めて、「あー鹿児島だー」としみじみ。

ところで、この日、世間の話題と言えば“自民党総裁選の投票”。
フェリーに乗り込んで、ふと船内のテレビを見ると、
さっき選ばれたばかりの麻生氏が生中継で喋っていました。
海の上で、見ました。

それからは、アミュプラザ（駅ビル）でお土産買って、
食べ損ねた【白くま】を買って、鹿児島16：56発の新幹線へ。

くたびれたけど、不思議と疲れなかった旅。
家族の旅行っていいもんですな。

ちなみに、
鹿児島に行ったのは、父が中学の修学旅行以来50年ぶり、母は25年ぶり！
私はというと、ナント一昨日ぶり．．．
でも、仕事と遊びじゃ、景色が違います。違いすぎますっ！


（仙巌園からみた桜島）


★地図★
【篤姫館】

ドルフィンポート

【仙巌園】

名勝仙巌園（磯庭園）