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影絵作家・藤城清治展 ♪ [完全にお客。]

藤城さんの影絵を観に、福岡市博物館へ。

◆ 『藤城清治展 愛の贈りもの』 展
   福岡市博物館で、5/24(日)まで
   http://museum.city.fukuoka.jp/

IMGP8578.JPG

幼い頃からTVや絵本で見ていた影絵ですが、
展覧会は、昨秋、大阪で見たのが初めてでした。
「また見たいなあ」という軽い気持ちで出かけたら、
なんの、なんの!!!

大多数が見たことない作品で、展示数は計約240点!
見ても見ても、まだまだあるのです。

91歳の藤城さんの作品は、繊細で、美しく、吸い込まれるよう。
作品集の冊子で観賞するのもいいのでしょうが、
展覧会の良さは、その展示方法の良さ。

影絵を、影絵として、
裏から光を当てて展示されているので、
正真正銘、光り輝いています。

特に、「秋田竿燈まつり」は、
無数の提灯が、本当に光を灯しているようで、本当に綺麗でした。

大きな仕掛けの “からくり影絵” も大阪のとは全く違っていて、
壁に映し出される影絵が、ゆるやかな光とともに、刻々と変化していく・・・
そのコーナーに入った小学生女子が
「うわわわぁぁー きれーい!」と、感嘆の声をあげていました。


櫛田神社や、博多の祭・博多祇園山笠を描いた作品は、
実に実写的であり、
一方で、福岡タワーの作品には、タワーに登るコビトがいたりして、
ファンタジーの世界。

細かい切り絵、重ねの色目の美しさはもちろんですが、
どの作品も、自分の都合で描いているわけではなく、
この影絵は、こう描かれるべきだ、
という、藤城さんの信念が、作品を生み出していると感じました。

切り絵の技術が前に出ることなく、作品に命を吹き込む制作。
だからこそ、多くの人々の心の中で、作品が生き続けるのだろうと思います。


会期中ギリギリに行ったことを反省。
もう1回行きたいのに~

藤城さんの影絵は、ぜひ展覧会で。


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