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鹿児島のお決まりルート ~向田さんがいた鹿児島~ [観光地巡ります。]

今回、鹿児島に行ったわけ。
それは...【かごしま近代文学館】です。
DSC05420.JPG

今回は特別展なのですよ、ほら。
DSC05416.JPG

かっこいい看板。
DSC05417.JPG
「向田邦子展」です。
10月から開かれていたのにようやく最終日に間に合った♪

そもそも、「かごしま近代文学館」は、
鹿児島ゆかりの作家に関する展示をしてるところです。
大きく展示しているのは、こちらの6人。

 ●海音寺潮五郎 (鹿児島県大口市出身)、
 ●林芙美子 (鹿児島の母の実家に預けられたことがある)、
 ●椋鳩十 (大卒後、鹿児島の女学校の教師に)、
 ●梅崎春生 (海軍の暗号特技兵として、終戦まで鹿児島に)、
 ●島尾敏雄 (戦時中は奄美の加計呂麻島に駐屯、など)
 ●向田邦子

向田さんは、お父さんの転勤により、
10歳から2年余りを鹿児島市で過ごしました。
自宅はこの文学館の近く、
通っていたのは山下小学校(林芙美子の後輩)です。

常設展示では、
直筆の原稿や、本人が気に入っていたワンピースの展示、
彼女が好きだった当時の鹿児島を小セットで再現したり、
生前のテレビ・インタビューのVTRを放映したりで、
それはそれは丁寧で、見ごたえがあります。

それに輪をかけまくった「生誕80年記念特別企画展」が、
今回開かれたのです。
この文学館に所蔵されている向田さんのものは、
好きだった絵や書、本、器、洋服など、なんと9,400点!

東京出身の向田さんが、後にエッセイの中で
「故郷もどき」といった鹿児島。
その地で、彼女の“感性”が選んだ品々を見るのは、
ファンにはたまりません。

これまでも鹿児島に行った際には、
どうにかこうにか時間を作ってここに来ては、
ひっそりじっくり見物していましたが、
今日は途切れない入場者!今までで一番多くの人に会いました。
平日(月曜日)にもかかわらず!!!


いつからか、大人になって向田ファンになった私は、
今はこの文学館が、鹿児島で一番(!)好きな場所かも知れません。
日帰りでバタバタの鹿児島だったけど、
なんと豊かな時間だったことか。

誰に伝えればいいのかわからないけれど、
どうもありがとうございました[本]
 
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