『顔』弁当

古いアルバムの中に　思い出を見つけました。
高3の時に撮った・・・

『顔』弁当
1993年撮影。二段弁当のご飯部分ね。

髪の毛は「高菜」で三つ編み、眼は「グリンピース」、
鼻は「塩こんぶ」、唇は「漬け物」　です。
ぎゅうぎゅう詰めだから、チョットぶちゃいくですけど～

このお弁当は友達に大ウケで、
「ちょっと貸して～！」と職員室まで持っていかれて
先生達に見せて回った子がいたりとか。
なかなかご飯が戻ってこないから、先におかずだけ食べてました（笑）

他には、
・細切りたくあんを金髪に見立てた「外国人バージョン」
・しば漬けを唇にした「色っぽいバージョン」
・塩こんぶの前髪を、たくあんのピンで留めた「少女バージョン」 etc...
・サイコーに手間がかかっているのが、この「高菜三つ編み」　です。

朝6時半に家を出る私に、いつも「顔」を創作してくれた母。（母の発案）
時間かかる「三つ編み」などは、前の晩に編んで準備していました。

とは言え、高菜を三つ編みすると、強度が増してしまって、まるで綱！
なかなか噛み切れず、三つ編みをほどいてから食べる･･･　
という大変な思い出も、今では家族の笑い話です。


ちょっと思春期で、ちょっと反抗期だった3年間。
私と母を温かくつないでくれたのが、このお弁当でした。

3年間で撮った写真はこの1枚だけ。
撮っててよかった～～！