幻の魚「えつ」を、思う存分♪

筑後川には、「えつ」という魚がいます。
カタクチイワシ科で、
川（淡水）と、海（海水）が交じり合う、汽水域にすんでいます。

なぜ幻かというと、
漁解禁が5～7月と短く、昔に比べて漁獲量が減ってるし、
なんてったって、鮮度が長く保てないということ、らしいです。

奥の船が、えつ漁の最中。川の漁はとても穏やかに見えます。


この時期を待ちわびた、のぼりや看板が立つっ！！




ご主人が自ら獲ったエツを自ら調理するお店、
「かねひろ」（久留米市城島町）に行きました。


では、エツ料理の登場～！
「甘露煮」　小骨があるので、ハモのように骨切りしてあります。


「南蛮漬け」（左奥は卵）


「フライ」 「ふわふわのつみれ」


そして、感動の「あらい」

心配していた“川魚特有の臭み”は全くないっ！
骨のコリッとした歯ごたえに、ふんわり鼻から抜ける香り。
海の白身魚より淡白で上品で、爽やかです。

これだけ食べて￥3000でお釣りがくる！！
ご主人の努力に感謝しまくりです。


ではでは、
実物はこちら！

光っています。キレイ

大雨で川が増水すると、淡水の量が変化することから、
味が変わるそうです。なんてデリケート。

「期間限定」「地域限定」「今が旬」「か弱い」
繊細なモノほど、魅力を強く感じるものなのでしょうかー

エツ祭　26日（日）　久留米市城島町・六五郎橋の下の河川敷にて